ファーム伊達家のメイン野菜、ズッキーニ。
まずは畑に植える苗を育てるところから始まります。
まだ外は少し寒いので、ビニールハウスの中で育てます。

ポットに2粒ずつまいていきます。
もちろん種は、昨年ファーム伊達家の畑で採れたものです。
自分の畑で育てた作物から種を採ることを「自家採種(じかさいしゅ)」といいます。
ファーム伊達家のズッキーニは新規就農する前の2003年に種を買って以来、毎年自家採種を繰り返してきました。

長沼(2年)、豊滝(13年)、藤野(2年)を経て藤野で3年目、通算18年目の栽培です。ずっと伊達家と一緒に歩んできてくれたズッキーニです。
数日して芽が出てきました。
2つとも芽が出た場合は、どちらか一つを間引きます。せっかく芽を出したのに申し訳ないのですが、畑に植えるまで伸び伸びと育て元気な苗ができるように、欠かせない作業です。
1つのポットに1粒だけ種を播いてもいいのですが、それだと必要数の苗を育てるためにはより多くのポットと土が必要になりそれだけポットを並べるスペースも必要になります。
僕らの都合で申し訳ないのですが、ここは効率を優先させてもらいます。
苗を育てるのと並行して畑の準備も進めています。
順調にいけば、今週末ぐらいには畑に苗を植えます。
収穫が始まる7月中旬が待ち遠しいです。
ぜひ、多くの方に、無肥料・無農薬で自家採種18年のズッキーニ味わっていただきたいです。