2011年ようこそ畑へvol.03(2011年6月27日発行)
(↑こちらをクリックするとPDFが開きます。)
【2021年のひとこと】2021年1月5日記
あけましておめでとうございます。
2021年も、おいしいお野菜をたくさんお届けできるよう、日々を積み重ねていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
毎週火曜日、過去のおたより「ようこそ畑へ」を1号ずつアップするとともに、今思うこともここに記していきたいと思います。よろしかったらお付き合いのほど、よろしお願いいたします。
この年(2011年)は子供たち3人がそれぞれ好きな野菜を畑で育てました。
次男(当時小学生)と白菜の種について話したことを書いています。
そんな次男も大学生、リモート授業と農家バイトで、農業の実際を肌で感じながら学んでいます。
こう書くと、将来後を継ぐのかと思われがちですが、特にそういうことではありません。
ただ、農業の分野で人の役に立つ仕事がしたい、ということです。
先日、僕の知り合いの農家さんが農地を手放すとの話を聞きました。
まだ体力的には余力があるようですが、少し早めに若い人材に農地を譲ることにしたとのことです。長年手塩にかけてきた愛着ある農地を手放すということは簡単な決断ではないと思います。
命ある限り耕し続けたいと考える方もいると思います。
そんな中、様々な思いの中での決断に、僕は尊敬の念を抱きました。
ファーム伊達家は移転4年目、農地を次の世代に引き継ぐのはまだまだ先のことです。農地は個人の所有地ではありますが、感覚としては、この先20年から30年の間、一時的に預かって、て次の世代に引き継いでいくものだと思っています。
そして、引き継ぐのは自分の子供たちでなくてもいいと思っています。この農地を自然栽培の畑としてさらに次の世代に引き継いでいく意志のある人に受け渡したいと考えています。
そのためには、まず、この畑を自然栽培で作物がおいしくて、たくさん採れる畑にして、ここに来れば自然栽培ってこういうものだということが分かるような畑にすること、そして、こんな自然栽培ならぜひやってみたいと次の世代の人に思ってもらえるような、そんな畑にしていきたいと思います。
【書き出し】
先週のお野菜はいかがだったでしょうか。
野菜の出来があまり良くなくて、少ししかお届けできなかったのですが、皆さんが久しぶりの、あるいは初めての伊達家の野菜を心待ちにしていてくださって・・・・(続きはPDFでご覧ください。)
ファーム伊達家では、7月から11月まで「ファーム伊達家・旬の野菜セット」を会員さんにお届けしています。
2005年の新規就農当初から続けて、今年(2020年)は16年目のシーズンとなります。
お届けする野菜と一緒にファーム伊達からのおたより「ようこそ畑へ」をお届けしてきました。畑の様子や、農作業の中で感じたこと、かんたんレシピなどを(ほぼ)毎週綴り、通算250号を超えています。
ファーム伊達家Webサイトでは「ようこそ畑へアーカイブズ」というコンテンツを設けて、2019年2月から毎週火曜日に1号ずつ公開しています。
全て公開を終えるには数年かかりますが、毎週コツコツとアップしていきますので、ファーム伊達家のこれまでの活動や、自然栽培にかける想いなどを感じていただけると嬉しいです。
↓↓↓バックナンバーはこちら↓↓↓
「ようこそ畑へ」アーカイブズへ