2020年(令和2年)2月2日

先日、誕生日を記念して?Facebookに投稿したものが思いのほか反響(コメントやいいね)があったので、こちらにも掲載します。51歳の所信表明です。よろしかったら最後までお付き合いください。


2が5つも並んで、なんか得した気分の本日、お陰さまで51歳になりました。

これまで僕の人生に関わって下さった皆様、本当にありがとうございます。
そして、これからもよろしくお願いいたします。

僕が生まれた日、僕の故郷栗山町は物凄い大雪だったそうです。
産気付いた母は助産師さんをタクシーで迎えに行き、病院に行くつもりでしたが、助産師さんのところから移動できず、僕は助産師さんの家で生まれました。
大雪のため国道は通行止めで家に帰ることもできず、父は母と僕に会いに来ることができず、結局、1週間ほど助産師さんの家で過ごして家に帰りました。

今年は、とても雪が少なく、バッテリーを交換した除雪機も稼働ゼロ、雪かきの道具もほとんど使うことがない冬です。

大学をお世辞にも優秀とは言えない成績でなんとか卒業し就職、国家公務員を10年。惜しまれつつ(たぶん)退職、新規就農して16年目、藤野に移転して3年目のシーズンに向けて準備を進めています。

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この冬、ファーム伊達家の今後の構想、妄想を妻と話し合う中で一つの方向性がまとまりました。

「自然栽培を実践し、地球環境の保全と人類社会の発展に貢献する」

ここ数年続く国内の台風や豪雨による甚大な被害、世界各地の山火事による被害、10年間公務員として勤務した経験からすると信じられないような嘘や言い訳がまかり通る政治の世界、などを見るにつけ、このような時代の中で自然栽培を取り組む意味を考えます。

自然栽培は昭和10年に提唱され、人為的に肥料を与えなくても、作物が増産し、品質もあがり、農家の経営が安定し、食べる人の健康にもつながる画期的な農法として、特に昭和20年から30年ごろにかけて急速に普及しました。

しかし、大型トラクター、交配種(F1種)、化学肥料の普及など農業の近代化の流れの中で自然栽培は衰退していきました。

昭和20年代に比べると、農地そのものも、社会状況も、地球環境も大きく変わりました。
こんな状況だからこそ、自然栽培をもっと普及しなければと思いますが、そのためには世の中を変えようとするよりも、まず自然栽培を見つめ直す必要を感じています。

収量が少ない、虫・草・病気との闘い、価格が高い、農家の経営が軌道に乗るまで何年もかかるなどの課題を乗り越えないと、これ以上の普及は難しいと思います。

そのためには、既存の畑を無肥料で作物がバリバリ育つ畑に転換するための技術が必要です。
自然栽培で作物ができるようになるには何年もかかる、という常識を打破したい。

「自然栽培innovation」

そう、技術革新です。

精神性が大切にされる傾向が強い自然栽培ですが、もちろんそれは大切にしつつ、その精神性を活かすためにも技術革新に取り組みたいと思います。

20190619さくらんぼ

と、大風呂敷を広げましたが、百里の道も一歩から、美味しく、楽しく、日々地道に畑に向き合っていきます。

元来、理屈っぽい人間なので、日頃はセーブしてますが、誕生日くらいはいいかなと思い、所信表明させていただきました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

2020年(令和2年)2月2日(日)
日の出の少し前に

伊達寛記

追伸

近日中に、今年の旬の野菜セットの会員と、農業体験イベントの参加者の募集をします。募ります。

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