【土・種・人 ともにあゆむ1年】(ファーム伊達家の自然栽培体験イベント)
第6回 「枝豆収穫・種採り」 2018年9月15日(土)
6月3日の種まきから3か月と少し、種をまいた大豆を枝豆として収穫して食べました。
台風による風の影響で少し傾いてしまいましたが、しっかり実をつけて美味しい枝豆になりました。
やっぱり枝豆は、畑で収穫して、その場で茹でて食べるのが一番おいしく、しかも、自分で種を播き、お世話をしたものはさらにおいしく感じます。一緒に作業してきた皆さんと食べる枝豆は格別でした。まさに、やめられない、止まらない!
しかし、残念なことがひとつ。台風の影響でひまわりは花が咲く前に倒れてしまいまいした。少し密植しすぎたかもしれません。折れたものもありますが、それ以外の物はまだ生きているようなので、このまま様子をみることにしました。
枝豆が茹で上がるのを待つ間は、種採り作業をしました。
まず、きゅうりの種採りを実演して、見ていただきました。
品種は「四葉きゅうり」です。長沼で2年、豊滝で13年間自家採種してきたものです。
これは種を採るために、食べる大きさでは収穫せずに大きく育てたものです。
これを切り開いて種を採りだしていきます。
取り出したものはビニール袋に入れて数日保管して軽く発酵してから水洗いします。
きゅうりの種。この一粒の種から育って、何本ものきゅうりが採れます。種は偉大です。
こちらは 「フランス大さやえんどう」、長沼で2年、豊滝で13年間自家採種してきたものです。ここ藤野の地で初めての自家採種、これから毎年種を採り、この地になじんでいくのが楽しみです。
そして、こちらは「マンズナル」。さやいんげんの仲間です。みんなでやるとあっという間に作業完了!
普段あまり目にすることのない「種」を手に取って見て、私達が普段食べている野菜もそのほとんどがこの一粒の種が大地に根を張るところから始まり、そして、次の世代の種を結び、つながっていくことに想いを馳せることができたのではないかと思います。
次回は、いよいよ大豆の収穫です。