【土・種・人 ともにあゆむ1年】(ファーム伊逹家の自然栽培体験イベント)
第4回「草取り②・えん麦種まき」 2018年7月7日(土)
7月に入ったのに気温があがらず「本日はお寒い中お集りいただきありがとうございます。」とあいさつしてスタートしました。
6月3日の種まきから約1か月、梅雨のように雨が続き、気温もなかなか上がりませんが、大豆もひまわりもじっくり育っています。
この日は、草取り、大豆の間引き、えん麦の種まきをしました。
草取りは「ホー」という道具を使って、全員1列ずつ、約40メートルを進みます。
それぞれのペースで進み、終わった人から順に大豆の間引きに入りました。3粒ずつまいた大豆ですが、3本発芽しているところは1本間引いていきます。
成育の遅いもの、葉っぱの形のおかしいものなどはいいのですが、問題なのは3本とも元気に発芽している場合です。せっかく元気よく芽が出たものを切るのは忍びないですが、より豊かな実りのために決断して1本切っていきます。
大豆の間引きが終わったら、「えん麦」の種まきです。
土を浄化するための「ひまわり」の間に、みなさん憧れの(笑)ベルト繰り上げ式種まき機「ごんべえ」で「えん麦」の種を播いてもらいました。ひまわりは花が咲くまでに大量の窒素を吸収するのですが、開花後は吸収量が減るので、開花後はえん麦に窒素を吸収してもらおうという試みで、あえて少し種まき時期を遅らせてみました。果たしてどんな結果になるか、楽しみです。
作業の後は、もはやこのイベントの最大のお楽しみとなりつつある「おやつタイム」。
今回は、ファーム伊逹家の大根菜おにぎりと大根菜蒸しケーキ。
さらに、小葉松弘恵さんからは、ファーム伊達家の前川金時と小葉松さんの自家製梅干と一緒に土鍋で炊いたごはんをおにぎりにしたものを差し入れていただきました。
「おやつタイム」とは名ばかりで、おにぎり+デザート付き、軽いお昼ごはんと言ってもよいメニューとなりました。
皆さんが帰ったあと大豆に軽く土寄せをしました。翌日には、大豆はさらにグッと伸びた感じで、皆さんのお世話を喜んでいるようでした。
次回は8月4日(土)11:00~13:30「花見・畑の見学・ランチタイム」です。
この天候なのでどうなるかわかりませんが、ひまわりの花を愛でながら、畑の野菜たちを見て回って、楽しくおしゃべりしながらランチタイム(お弁当持参)を楽しみたいと思います。
このイベントは通年のプログラムですが、単回参加も可能です。
今後の予定は以下のとおりです。
9/15(土)ひまわり種子収穫
10/6(土)ひまわり脱穀・大豆収穫
10/28(日)大豆脱穀・穴掘り調査
詳しくは「お問い合わせ」からご連絡ください。